エンタメを通して地方創生の新しい形を創出企業版ふるさと納税を活用した「映像地域活性化プロジェクト」

2022.04.20

INFO

東京ガールズコレクションを企画/制作している株式会社W TOKYO(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:村上範義、以下:W TOKYO)と株式会社and pictures(本社:東京都渋谷区、代表取締役:伊藤主税、以下:and pictures)は、企業版ふるさと納税の制度を活用しエンターテインメントを通して地方創生の新しい形を創出する「映像地域活性化プロジェクト」を共同プロジェクトとしてスタートすることをお知らせいたします。

若年層への発信力を強みとするW TOKYOと映像制作を強みとするand picturesがタッグ! 企業版ふるさと納税を活用した「映像地域活性化プロジェクト」立ち上げの背景

(左)and pictures 代表取締役 伊藤主税 (右)W TOKYO 代表取締役社長 村上範義

 

若年層への発信力を強みとするW TOKYOは、2015年に「TGC地方創生プロジェクト」を立ち上げ、地方都市で東京ガールズコレクションを開催し、地域の魅力や財産をコンテンツ化して全国に発信するという地方創生を実施してまいりました。また、映像コンテンツ制作を強みとするand picturesは、昨年、全てのシーンを愛知県蒲郡市で撮影した映画『ゾッキ』と、その裏側を支えてきた方を掘り下げたドキュメンタリー映画『裏ゾッキ』を上映。その際に協力していただいた蒲郡市の方々の生き生きとした姿を見て、地域の方々に協力を得ながら映像制作していくことは地域活性化に繋がるのではないかと考え、リアルイベントを得意とするW TOKYOとタッグを組みプロジェクト化することを決断いたしました。本プロジェクトは、企業が行政の地域振興事業に対して寄付をする「企業版ふるさと納税」の制度を活用します。地域とコンテンツを共創し、共感しながら発信していくことで連携をさらに強固なものとし、官民一体となり地域の方々のシビックプライドの醸成と体験活動に繋げてまいります。

両社の代表が話す「映像地域活性化プロジェクト」による地方創生の可能性とは

and pictures代表取締役兼プロデューサーの伊藤主税は本プロジェクトの意義について「東京だけではなく、全国各地いろんな地域が元気であってこそ日本が元気だと思っています。今まで、官民一体で実行委員会を作り、撮影のロケ地に人との繋がりを残す制作の仕方をしてきました。映画やドラマといった映像制作は文化祭要素があり、非常に人が集まりやすく、老若男女がそのために集まってコミュニティができるというのが武器。映像コンテンツをきっかけに人のコミュニティや地域のコミュニティができることに地域活性という観点において非常に強い可能性を秘めていると思います。」と話し、W TOKYO代表取締役社長の村上範義は、「スマートフォンやSNSの普及により情報格差はなくなっているが、同時に体験格差は開く一方。そこを埋める役割を我々が得意とするイベントという分野で担っていきたい。地域の魅力を“コンテンツ化”して発信することが若年層へ届ける上でとても大事なので、官民一体となって共創していきたい」と今後の取り組みを明かしました。本プロジェクトは、第1弾の「∞ゾッキ シリーズ(読み方:ムゲンゾッキ シリーズ)」を皮切りにその他の地域の自治体とも連携し新たな作品の制作に取り組んでまいります。

「映像地域活性化プロジェクト」第1弾  異例の3市連携による『∞ゾッキ シリーズ』が4月3日(日)より放送開始

(左から)蒲郡市・鈴木寿明市長、豊橋市・浅井由崇市長、 豊田市・太田稔彦市長、竹中直人監督、 大橋裕之氏(「ゾッキ」原作者)、伊藤主税氏(プロデューサー)、 村上範義氏 (W TOKYO 代表取締役社長)

 

映画『ゾッキ』『裏ゾッキ』公開から約1年。続編として、地域ごとに展開する、ドラマ・ドキュメンタリー・旅番組を融合した、全12回で送る『∞ゾッキ シリーズ』の製作が決定いたしました。映画『ゾッキ』『裏ゾッキ』は愛知県の蒲郡市で生まれましたが、「∞ゾッキ シリーズ」は、蒲郡市、豊橋市、豊田市の3市で撮影されます。映像コンテンツをきっかけとした地域連携と地域創生の新しい形が「映像地域活性化プロジェクト」の第1弾として誕生します。さらに、ドラマとあわせて、“市民が主役“の製作の裏側を追ったドキュメンタリー『裏ゾッキ』続編や、地域の魅力を紹介する『旅ゾッキ』の制作も決定しました。
4月3日(日)に蒲郡市で行われた『∞ゾッキ シリーズ』製作発表会見では、プロデューサーを務める伊藤主税氏は「今回のシリーズでは、「旅ゾッキ」で街の魅力を紹介し、ドラマで才能あるクリエイターが表現を発信し、「裏ゾッキ」で街を大事にしながら映画を好きでいる人たちに焦点をあて、人と街とクリエイティブを同時に見せるという狙いがあります。映画『ゾッキ』を監督した竹中直人監督、山田孝之監督、齊藤工監督もゾッキをずっと続けていきたいと言ってくれており、なんとかクリエイティブを守り、ずっと続けていきたいなという思いを込めて『∞ゾッキ(ムゲンゾッキ)』というタイトルにしました」とプロジェクトに込めた想いを語りました。[テキスト ボックス: (左から)蒲郡市・鈴木寿明市長、豊橋市・浅井由崇市長、 豊田市・太田稔彦市長、竹中直人監督、 大橋裕之氏(「ゾッキ」原作者)、伊藤主税氏(プロデューサー)、 村上範義氏 (W TOKYO 代表取締役社長)] 竹中監督は「まさかこんなに早くまた蒲郡で蒲郡の人々と一本の作品をつくれると思っていなかった。蒲郡は自分の帰るべき場所になっています。そして“∞ゾッキ”というタイトルでずっとゾッキを続けられることは大変嬉しいです。」とコメントしました。
今回、蒲郡市・豊橋市・豊田市の3市連携による異例のプロジェクトとして始動します。このことについて蒲郡市の鈴木市長は「『ゾッキ』『裏ゾッキ』の撮影時は、蒲郡が活性化し市民がとても喜びながら皆さんを迎えていたのを思い出します。ゾッキは「人が人を繋ぐ」映画です。竹中監督、山田監督、齊藤工監督は愛知県観光文化大使にも任命されて、こうして豊橋市、豊田市に元気を繋いでいただくというのは大変嬉しい気持ちです。」と感謝を伝えました。豊橋市の浅井市長は、「地域や企業が一緒になって地方創生に向けて協力し合うことは色んな可能性があり良いチャレンジ。市民が誇りに思ってくれて豊橋のことをもっと好きになってくれますし、市民が発信してくれる。プロモーションとしても効果があり、大きな影響になっています。」豊田市の太田市長は、「豊田市は車の街と言われていて、車以外に何があるかと問うた時に大抵の人は車だけでしょという反応が多いのですが、そんなはずはない、でもそれを伝えようとしても難しい。今回∞ゾッキに期待するのは、ゾッキ目線、大橋先生目線、監督の目線などそういう目線を通して、豊田市を見ていただくと、どういった風に見えるのか、ものすごく大きな期待です。」と期待を寄せました。『∞ゾッキ シリーズ』は、4月3日(日)よりBSデジタル放送「BSJapanext」で先行放送開始。4月には撮影地域でのイベント上映会、7月よりAmazon Prime Videoほか配信スタートが決定し、順次世界に発信予定です。

 

〈プロジェクトスケジュール〉
4月23日(土)竹中直人監督『∞ゾッキ 平田さん』蒲郡プレミア上映会 (蒲郡クラシックホテル)
5月19日(木)山田孝之監督『∞ゾッキ 見張り台』豊橋プレミア上映会 (穂の国とよはし芸術劇場プラット)
6月予定     齊藤工監督『∞ゾッキ シーン1』豊田プレミア上映会

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